自分で服を買ったことがない芋男もスタイリング日記
芋男のスタイリング日記
中高と男子校に在籍して、部活に熱中していたこともあり、制服→体操服、制服→ジャージで一年中過ごせてしまっていた事から、服を自分で買ったことも無く、母親がどこかで買ってきた服を買い与えられ着ていたという経験があります。
それでも周りの友人たちも似たりよったりで、みんなだいたいジャージだったこともあって服に執着している男達を見ると女に媚びを売りやがって、なんてことを思ってしまってました。
そしてついに自分がダサいと、思い知らされる事件が発生しました。
大学2年生の頃他校の生徒との合コンに人数合わせで参加した時に、いつもの母親コーデで当たり前に参加しました。
すると、女性達からくすくすと笑い声が·····
まさか自分の服装について笑われていたなんて、合コン終了後に誘ってくれた男友達から聞かされた時は、血の気が引く思いだった。
このままでは、一生彼女が出来ない!!
という経験をしました。
■勇気を出して、オシャレなやつに聞いてみた
男の僕から見てもオシャレで顔がかっこいい訳では無いが、女子からも人気のある同級生に思い切ってどうやったらオシャレになるのか聞いてみた。
・美容室に行く
・眉毛を整える
・整髪料を使う
いつも近所の1000円カットで済ませていて、いつもキャップを被っていたから、セットなんてしたこともないので、服はその後だと気づかされました。
まずは素直に、彼のアドバイスを全部受け入れていることにした。
繁華街を少し離れた場所にオシャレな美容室はあった。(とても入りにくかった)
いつもジャージで美容室を尋ねると、美容師さんが一瞬固まっていた。(なんかダサいやつがきたと思われていたらしい)
初めてであること、ダサいと合コンで女性に笑われたこと、よく分からないからおまかせすることなどをオーダーした。
鏡に映った自分は、割と良い感じに見えた。
ポイントは眉毛の形、我ながら精悍に見えたのだ。
翌日オシャレな友人にお礼と服の事を相談した。
彼も髪型の変化に喜んでくれて快く服の事を教えてくれるために服屋さんに一緒についてきてくれた!
■服装の基本
服装の基本もわからないままではダメだと思い自分で勉強してみた。
・最適なサイズ感
(大きすぎても、小さすぎても駄目)
普段はLサイズを着ていたが、勧められるがままMサイズで全部着てみた。
大きなサイズ感は足を短く見せてしまい、大きなシャツは更に足を短く見せてしまうのだそう
※適切なサイズはスタイルをよく見せる!を習得した
・色合いは3色まで
(まずはシンプルに)
1色で全部揃えるとモードっぽく
2色だとシンプル
3色をバランスよく配置する
初心者は3色が、最もバランスが整え安いのだそう。
※まずは3色コーデを覚えた!
・店頭のマネキンコーデをそのまま買う
服屋さんのマネキンはお店の顔になるようなおすすめ商品で、オシャレな感覚が研ぎ澄まされたスタッフまたはVMDとよばれる専門のスタッフにより選ばれていて、その出来で売上が左右されることから、ブランドやショップが が1番神経を注ぐのだそうだ。
確かにコーデをそのまま買えるなら考えなくて済むからとても楽だ。
※学ぶは真似る、オシャレが分からないうちはマネキンそのまま買いを覚えた!
・必ず試着をすること
友人曰く、毎年服は流行のサイズ感にマイナーチェンジがあり、更には季節に寄っても、素材に寄ってもサイズが微妙に違うことがあるので、必ず試着することを教えられた。
早速気になるマネキンコーデを2通りM、Lで試着してみることにした。
パンツはベルトをしなくても落ちてこないウエストサイズの物が最適
コートは中に着込む事を考えてサイズを選んだ。
肩幅と袖丈で最適なサイズを選び大きすぎない、長すぎないかを試着室の鏡に映った自分をスマホのカメラで撮影することを勧められた。
(客観視することでサイズが合っているか確認することができる)
なるほど、ゆったりとしたLサイズは確かに楽だが少し野暮ったく見える。
Mサイズだと肩幅、袖丈共にピッタリで野暮ったさが無い。
鏡に映る自分に少し自信を持つ事ができるようになってきた。
※自分の体型に合ったサイズ感を理解した!
購入した服をそのまま着用して部活の友人と食事に行ってみることにした。
どうした??
急に色気づいて!!
なんてことを言われながら、これまでの経緯を話た。
それで、合コンにリベンジしょう!ということになり早速週末に合コンに参加することにした。
とにかくできることは全てやってきたので、自信が湧いて仕方が無かった。
前回の合コンでは相手から話しかけられることは無く、苦い思いをしたが今回は女性の食い付きが全く違う!ように感じた。
中でもとてもファッションに詳しいオシャレな女性に褒められたのは良い経験になった。
服装や髪型でこうも、周囲の反応が違うのか、もっと早くから知っておけば良かった、と思うことが出来たのです。
連絡先の交換が出来たり、収穫の多い合コンとなりました。
■まとめ
人は見た目じゃないと言うけれど、所詮人は見た目から判断する、されることが多いときづかされた。
(ポイントさえ抑えれば誰でも簡単にオシャレになれる)
外見で気に入って貰えないと、中身にも興味は持って貰えない。
それからというもの、部活の友人達の服装や見た目のアドバイスをするようになって感謝されることも多くなったりました。
後日談、今では美容室にも常連になり初対面ではめっちゃダサかったのにすごくオシャレになった大学生として、トークのネタになっているそうです。
あの時、ダサいと気づかさてくれた初めての合コンに感謝しています。